
今回のエントリーではこんな悩みを解決していきます。
本記事の内容
・普段どのようなことを意識してインプットをしているのか
・pinterestを活用して自分のデザインインプットのストックを作ろう
こんなデザイナーが記事を書いています

今回は現役デザイナーのインプット、学習法についてですが、私の場合はなるべく休日などは外に出かけて、出先にあるデザインを楽しんで引き出しを増やすようにしています。以前は休日も仕事をしたりpinterestやデザイン本など本やネットがインプットの中心だったのですが、外出をしてニュートラルな気分でデザインを見た方が良質なインプットできるということに気がつきました。
街はデザインの宝庫
わりとフットワークが軽いので、休日はしょっちゅう出かけていることが多いですが、その際になるべく意識的にデザインのインプットをするように心がけています。
具体的にやっていることは、
・気になった広告があればそれをメモってあとで検索
・いい配色の雑貨があればその写真を撮る
・本屋を回って雑誌をパラパラ見てみる
・百貨店に入って気になるカタログを片っ端から集める
など。ポイントは
街に出て直接見て触って、五感と一緒にいいデザインを感じること
パソコンの前でインプットを探すよりも、街に出て直接見て触って感じて五感と一緒にいいデザインにふれる方が自分の中にインプットとして残るのではないかと思っています。
街に出てデザインを見るメリット
街に出て直接デザインを見ることには下記のようなメリットがあります。
世の中の雰囲気を見れる
街に出ると世の中の雰囲気を感じることができます。流行りの店や百貨店にいけば流行りのデザインやそれに使われている色や形を見ることができるし、本屋に平積みされた新刊のタイトルを見れば世の中でどんなことが注目されているかもわかります。どんなことが今世の中で注目されていてどんな動きがあるのか、そういった流行りを抑えていることはデザインするときに大いに役にたちます。
生きた教材に溢れている
街にでると「今」のデザインを見ることができます。「今」使われている生きた表現をみることができるので、クリエイティブのリアルを感じることができます。
これらはネットでも見ることができますが、やはり生で感じるのは印象が格段に違います。外で見ることでそれを見ている人(ターゲット)のリアクションも見流ことができますが、インプットにとってこれ重要なんですよね。
普段、デザインを作るときはターゲットの心理を想定し、ターゲットの気持ちになって考えますが、実際に生のターゲットのリアクションは見てみると違うものです。「今」の人はどんな反応をしているか、どんなものに興味を持っているか、どんな人たちなのかを見ておくのはとても勉強になります。
また建物のサインや店舗のロゴ、インテリアや商品の色使いなどいたるところに教材があります。意識や見方次第で、外に出かけると参考になるデザインはものすごく多いです。
直接触れる
インターネット上のデータと違って実際のモノや本、パンフレットなどは直接触って感触を確かめることができます。直接触ってみると、そこから得られる情報はとても多く、感じる印象や受ける印象もとても強くなります。
まとめ
今回はデザイナー向けの外出をデザインの勉強の機会に変えるTIPSを紹介しました。デザイナーにとって、ちょっと街を見渡すとどこにでもデザインのタネは転がっているもの。
僕は週末に出掛けたりするとチラシやパンフレットなどいろんな印刷物をごっそり持って帰ち帰って、カメラロールにいろんな店舗やロゴの写真、雑貨の画像などが増えています。このような自分で集めたデザインは日々の業務の資料として、デザイン力アップの教材として使えるので、ぜひ試してみてください!
それでは、また。