若手デザイナー必見!ポートフォリオを早々に作るべき3つの理由!

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2,3年目のデザイナー
ポートフォリオは大事だよ、とよく聞きますがポートフォリオが必要なのって就職とか転職の時くらいですよね?

今回のエントリーではこんな質問にお答えします。

 本記事の内容
・ポートフォリオを作った方がいい理由
・ポートフォリオ作成のポイント

今回お伝えしたいことは、

「デザイナーはポートフォリオをできるだけ早めに作っておいたほうがいい」

ということ。かくいう私も、前職の広告制作会社でデザイナーをしていたときは、転職をする直前まで全くポートフォリオを作っていませんでした。恥ずかしながら、当時の認識としては

「ポートフォリオ=転職のために作るもの」

くらいのざっくりした認識でした。

しかし転職にそなえ、実際にポートフォリオを作ってみると早めに作っておいた方がよい、ということが身にしみてによくわかりました。一例で言うと、転職時にできた有休期間で個人的に仕事を請け負ったことがあったのですが、そのきっかけも転職時に作っていたポートフォリオ。それを人づてに紹介してもらい、結果的に仕事につながりました。

このような、自分のスキルを見せることができるという外に向けた効果以外にも自分に気づきを与えてくれる内面的な効果もあります。この「ポートフォリオがもたらす効果」を見ながらデザイナーが早くポートフォリオを作った方がいい理由をまとめてみました。

1. 自分の得意・不得意な領域がわかる

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ポートフォリオをつくる時はそれまでに作ってきた作品をひととおり精査します。もちろん精査するときはそれらの作品ひとつひとつを見直すことになり、そうやって今までつくってきたものを俯瞰して見ていくことで、自分の中で得意なものや不得意なものが見えてきます。

この得意なもの不得意なものの見え方というのは、単純に仕上がりのクオリティとして見えてくるものもあれば、作品の数に表れてくることもあります。作品数が多い案件というのは自分が得意なジャンルの仕事であるケースが多く、上司や営業から仕事を振られるスタンスで仕事をしているデザイナーの場合、周りの人から見ても得意なジャンルの仕事であると判断されていることが多いです。

このような点から見てもポートフォリオを作るというのは、自分自身のデザインや仕事の得手不得手についての振り返りを持ついい機会になります。

また、いざ作品をまとめてみるとジャンルが偏ってしまっていたり、ほとんどが会社の業務の中で作ったものだったりすることもしばしば。

デザインに対する自主性や積極性を表現するのであれば、仕事以外で自ら作った作品なども必要になるので、ポートフォリオを作るのはこのような仕事以外の作品の有無も自分のデザインへの取り組みを省みるいい機会になるのではないかと思います。

2. 外の仕事を受けるとき、自分のスキルを伝えることができる

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先ほどの個人で仕事を受けた話でも書いていますが、デザイナーであれば、勤務先の仕事だけではなく外部からの個人的な仕事を受ける機会もあると思います。そういった時にはポートフォリオは必須。

知り合いからの紹介などで仕事が回ってくることもありますが、だいたい十中八九「ポートフォリオを見せてください」と言われます。私の場合は、前の仕事を辞めて転職までの期間に仕事を振ってもらえるようになりましたが、その時は転職活動のためある程度しっかりとしたポートフォリオができていたので自信を持って見てもらうことができました。

副業などを含め勤務先の仕事以外で個人的にデザインの仕事を受けたいと思っている方はぜひポートフォリオを作って自分のスキルをまとめておくことをオススメします。

3. 自分のレベルを知る

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個人的にはこの3つ目のポイントが一番大きい気づきになると思っていますが、ポートフォリオを作ってみて思ったのは

「アレ?自分のデザインってこんなもんだっけ?」

当時、仕事もそれなりの量をこなしていて、会社の中でもそこそこの立場になっていたのですが、いざポートフォリオを作ってみるとなんだか自分が作ったものなのに物足りない。。。自分が作ってきた中でも自信のあるものを中心にラインナップを組んでいるのですが、なんだかちょっと。もっといいものができていたと思ってたのに。そんな風に思いました。これ、わりとみんなが感じていることのようで、前の職場の同僚や先輩も同じようなことを言っていました。

自分がこれまでにやってきたデザインをいざ客観視してみると自分が思っているよりも大したことなく見えてきます。これを一度自覚しておくのはとても大切です。

もちろんそれでネガティブになってしまうのはよくないですが、今の「自分の力を知る」ということはとても大切な気づきになりますし、それを知った上でどのように今後のデザイン制作や個人の活動、転職活動を進めていくかを考えるのはとても大切なことです。

ポートフォリオの作り方(ポイント)

ここからはポートフォリオ作りのポイントです。自分の経験上、「これらを押さえておくとより良い」というポイントをまとめました。

インターネット経由で閲覧できるようにする

作成したポートフォリオはネット経由で閲覧できるようにするのがオススメ。WEBの知識があればポートフォリオサイトを作ってもいいですし、もしWEBの知識がなくてもdribbleや、Behance、resumeのようなサービスを使ってポートフォリオを作ることもできます。

インターネットで閲覧できるようにする理由としては私が仕事を紹介してもらった時もそうでしたが、新しく会う方と話す中で「自分がどんなことが出来るか?」ということを伝える機会があり、そのような時にネットでポートフォリオを閲覧できると手っ取り早く自分のできることを伝えることができるからです。

極端な話ですが飲みの席で、スマホでポートフォリオを見せてその後にURLを送って結果的に仕事を依頼してもらったなんてこともありました。どんな経緯で仕事を依頼されるかもわからないのでいつでもポートフォリオを見てもらえるようにしておくことをオススメします。

また、これはちょっと余談ですがネット経由でポートフォリオを見れるようにしておけば紙のポートフォリオを手渡さなくてもよく、印刷代のコストもかからないというメリットもあります。

ちなみに上記のようなWEBサービスはちょっと面倒くさいという方は作ったポートフォリオをPDFに書きだしてどこからでもアクセスできるようにDROPBOXやicloudの中に入れておくというのでもOKです!

個人的にはこのエントリーで紹介しているGoogle Driveを使ってPDFを使ったポートフォリオの制作がオススメです。

簡単にポートフォリオを作る方法【GoogleドライブにPDFをアップロード】

2020.05.21

見てもらう人や会社に合わせて作品の入れ替えができるようにする

見てもらう相手によって見せたい作品も変わってきます。例えば、個人経営の飲食店の方にグラフィックツールを提案するのに、お堅い企業向けの会社案内や製品カタログなんかを見てもらってもあまり意味はありません。見てもらう相手に合わせて作品を入れ替えることができるように内容やテイストに幅をもたせておくことも重要です。

一度作ったら随時更新して育てていく

仕事をしていると、どんどん新しい案件が回ってきていつの間にかポートフォリオに載っている作品は古くなっていきます。そのため一度作ったポートフォリオは新しい作品ができたら随時更新していくことをオススメします。

またこの作品は「ポートフォリオに入れるんだ」という意識をもって取り組むと、自分の作品集に入るレベルのクオリティで作ろう!という意識づけがされます。意識が変わるとアウトプットにも良い変化が出てきます。ぜひ定期的なメンテナンスをしながらポートフォリオを育てていってください。

まとめ

いかがでしたか?ポートフォリオはデザイナーとして周りに自分のスキルや能力、考え方を伝えることができる大切なツール。どのような時にどのような目的ではなく使うのであれ、常にいい状態のものが用意できているに越したことがないと思いますので、ぜひ早い段階でポートフォリオを作って育ていきましょう。

ABOUTこの記事をかいた人

現場のグラフィックデザイナーに有用なリアルな技術やスキルアップの方法などを発信しています。 デザイン制作会社に8年→現在は都内にある日用品メーカーのグラフィック系インハウスデザイナーとして7年(総デザイナー歴15年)。そのかたわらフリーでデザインをしています。ラクにできるところはラクに!という時短デザインを推奨しています