ポートフォリオの作品が少ないと悩むデザイナーに。作品を増やす方法

ポートフォリオをふやす
ルーキーくん
ポートフォリオの作品数がなかなか増えません。ポートフォリオの作品数を増やすいい方法ありませんか?

今回のエントリーではこんな質問にお答えします。

この記事の内容
・ポートフォリオの作品を増やす方法
・ポートフォリオ作成のポイント

こんなデザイナーが記事を書いています

exp

先日、部下の子と話していたら、ポートフォリオの作品数が少ないという悩みがあるとのこと。僕は普段から「ポートフォリオは転職の有無に関わらず早めに作った方がいい」と言っていたのですが、現実としてまだポートフォリオに載せることができる作品が少ない、というところで悩んでいるようです。この悩みに囚われるとなかなかポートフォリオの制作って止まってしまいますよね。

かくいう僕も以前同じような悩みを感じたことがあり、ポートフォリオ制作の手が止まってしまったことがあります。

そんな僕がシンプルにアドバイスをするとしたら・・・

デザインさん
悩むより、まず作る!作ってからブラッシュアップしたらいいんだから

でも実際に作っている方は・・・

ルーキーくん
掲載できる作品が少ないんだからしょうがないですよ。

って思いますよね。そこで今回は、ポートフォリオの作品数をふやすためにできる工夫を、ポートフォリオ作成に当たって僕がどんな風に対応してきたか?という経験から作品を増やす方法を紹介していきます

デザイナーのポートフォリオとは

portfolio03 (※イメージです)

まずは、ポートフォリオがなにかというのを整理しておきます。

ポートフォリオは、自分の履歴や能力を周囲に伝えるための作品集。就職の面接やクライアントへの売り込みで、自分に何ができるのかをアピールする大切なツールになります。

https://school.japandesign.ne.jp/portfolio/what-is-a-portfolio.htm

要するに作品集です。就職活動、転職活動に必須ですし、たいていの場合、副業などで個人仕事をしたい際にもポートフォリオがあるとどんなことをできるかが見せるために必要になります。

今回は内容的に実例があった方が説得力があるので私のポートフォリオから案件のクライアント情報をぼかして掲載することにしました。掲載するにあたり見せやすい仕事に限っており、また作ったのも前職でかなり昔のものなっています。

まあ事例がある方がわかりやすいですからね。それでは本題の掲載する作品を増やす方法をご紹介していきます。

ポートフォリオに掲載する作品を増やす具体的な方法

私もそうだったのですが、ポートフォリオに掲載する作品がなかなか増えないと考える人に共通しているのは

ルーキーくん
「最終的な成果物しか載せることができない」

と考えているという点。でも、実際ポートフォリオには最終的な成果物しか載せることができないのでしょうか?

答えはNO!

ポートフォリオは自分が

こんなことができます、こんなスキルがあります

というものを伝えるツールなので、最終的な成果物だけではなく、コンペで作った(けど不採用だった)デザインや普段の仕事の中で作った提案のデザイン、また公募のコンペなどで作ったデザインなどもポートフォリオに掲載してもOK。最終的な成果物として形になっているかに囚われなければ、作品の数や幅は広くなるハズです。

ということで、私がポートフォリオに入れている作品を実例にしてどのような方法で作品を増やすことができるかご紹介します。

1.初稿時までに提出したデザインのブラッシュアップ

デザイナーあるあるだと思うのですが、自分が一番納得しているデザインって初稿で提出したデザインだったりするんですよね。2稿、3稿と進んでいくにあたって、だんだんクライアントの指示を受けてダサく不本意に変わっていったりします。。。

あの情報を入れてくれ、この情報を足してくれ、とにかく目立たせてくれ、などなど。そうなると初稿時に比べバランスが悪くなったり、内容の追加で全体的にごちゃごちゃしてしまったりします。自分のポートフォリオにそのような状態のものは載せたくないので、僕がポートフォリオに入れているのは初稿デザインのブラッシュアップが多いです。

例えば、この和菓子屋さんのチラシなんかは初稿で出したデザインを中心に構成しています。そのため最終的には世の中に出なかったアイデアもポートフォリオに入っています。

portfolio01
portfolio02

2.出来上がった成果物そのままのデザイン

先ほどは初稿をブラッシュアップしたデザインでしたが、出来上がったものそのままでも行けるデザインもあります。それはもちろんそのまま掲載。なんだかんだでポートフォリオの3分の1くらいはこの出来上がりをそのままというパターンでみせています。 ちなみにこのサンプルはとあるアパレルのアイテム。世界観を表現するビジュアルになったので見た目も崩れることなく進んだ仕事です。

portfolio04
portfolio05

また、これはとある行政機関のパンフレット。行政っぽさを無くしたいということで柔らかめのデザインで仕上げました。これは割と納得のいく形でfixしたのでそのままポートフォリオに入れています。

portfolio06
portfolio07

3.提案やコンペで作成したデザイン

お客さんに「こんなの作ったらどうでしょう?」というようにゼロベースから提案したものやコンペに提出したけど通らなかったものなどをさらにブラッシュアップしてポートフォリオに入れているものです。提案状態のものなので、自由度が高くデザインコンセプトや特徴を反映しやすいため、デザインのブラッシュアップをしやすいという特徴があります。

portfolio08

まとめ

今回はポートフォリオに掲載する作品を増やす方法をご紹介しました。重要なのは相手に対して自分のスキルやデザインを伝えることです。ポートフォリオは作っておくと就転職に限らず何かと便利なのでぜひ作成する事をオススメします。(ポートフォリオを作るメリットは下記のエントリーを御覧ください)

blogtop_0718

若手デザイナー必見!デザインのポートフォリオを早々に作る3つのメリット

2020.06.01

また、簡単にポートフォリオを作りたい時はGoogle driveを使ってサクッと作ってしまいましょう!

簡単にポートフォリオを作る方法【GoogleドライブにPDFをアップロード】

2020.05.21

それでは、本日はこのへんで。

ABOUTこの記事をかいた人

現場のグラフィックデザイナーに有用なリアルな技術やスキルアップの方法などを発信しています。 デザイン制作会社に8年→現在は都内にある日用品メーカーのグラフィック系インハウスデザイナーとして7年(総デザイナー歴15年)。そのかたわらフリーでデザインをしています。ラクにできるところはラクに!という時短デザインを推奨しています