現役デザイナーが教える配色センスの磨き方

新人デザイナー
配色に苦手意識を感じている新人デザイナーです。色を勉強する効率的な方法があれば教えてください

今回のエントリーではこんな悩みを解決していきます。

 本記事の内容

・効率的に配色を学ぶ方法


こんにちは。今回は配色センスを磨く方法について紹介していきます。(このエントリーは配色のセンスの磨き方についての概要的なエントリーになります。詳しくはここからリンクされている各ページを辿ってそれぞれの情報にアクセスしてください。)

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配色は実際にデザイナー業を始めてみると躓くことが多い(とても奥が深く難しい)項目になります。色選びは「センスが試される」なんて言われますが、そのセンスは意識的に学習し身につけていくことが可能なものです。このエントリーでは配色センスを身につける方法をご紹介していきます。

配色センスを磨く方法

配色センスを身につけるための学習はデザインの学習と同じで、よい配色にたくさんふれて、それを使いやすくしストック、さらにためたストックを実際のデザインでどんどん使って自分の色の引き出しを広げていく。という流れになります。

❶「多くの配色にふれる」
❷「自分の配色ストックを作る」
❸「そのストックを実際にデザインで使って自分の色の引き出しを広げていく」

ちなみに配色のストックを作るときに便利なのが、有名なこちらの書籍。

配色アイデア手帖

桜井 輝子 SBクリエイティブ 2017年12月18日頃
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かなり豊富な配色のデータがあるのでこの中から気になる配色を自分のストックに入れることができます。

身につけているとよい色彩の知識はどのくらい?

色彩の知識に関する資格として色彩検定がありますが、これは実際現場でどのくらい使えるのでしょうか?

現役でデザイナーをしているものの意見としては、知識的な色彩に関してはファッションコーディネート色彩能力検定の3級の知識があると充分だと思います。

(ちなみに私個人としてはファッションコーディネート色彩能力検定、東商の色彩検定のどちらも2級まで取得しています)

もちろん3級の知識があったらいい、というレベルで必須というものではありません。私の周りにいる優秀なデザイナーで色彩検定は一切持っていないというデザイナーはたくさんいます。

個人的には色彩検定3級の中の

・色の持つイメージ(色がどのような印象や雰囲気をもたらす効果があるか)
・トーンと配色(色相環をもとにした色の組みあわせ)

を理解していると良いと思います。色の与える印象はデザインのカラーを決めるときに知識があると便利で、トーンと配色は色選びの際にその知識があると若干選びやすくなります。また、デザイン提案やプレゼンの際の選んだ色の説明をするときにこのあたりの知識があるとスムーズです。

まとめ

以上が配色の学習方法です。配色のスキルアップもデザインの学習方法と同じく「たくさんのサンプルを見る(集める)」→「分析して配色のストックに(数値に置き換え使えるように)」→「実践でどんどん使って色の引き出しを増やす」という流れが大切です。

色は感覚的なもの、と思われがちですがこのように学習し使いこなすことで着実に配色センスを身につけることができます。配色が苦手、と感じているデザイナーはぜひ試してみてください。

ABOUTこの記事をかいた人

現場のグラフィックデザイナーに有用なリアルな技術やスキルアップの方法などを発信しています。 デザイン制作会社に8年→現在は都内にある日用品メーカーのグラフィック系インハウスデザイナーとして7年(総デザイナー歴15年)。そのかたわらフリーでデザインをしています。ラクにできるところはラクに!という時短デザインを推奨しています