入稿データチェックを楽に!正確性と時短効果抜群のDTP File Checkerがオススメ

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新人デザイナー
入稿データのチェックが時間も労力もかかって大変です。これって簡単にすることはできませんか?

今回のエントリーではデザイナーが誰もが感じてきた、こんな悩みを解決していきます。

 本記事の内容

・DTP File Checkerとは
・DTP File Checkerの使い方


今回はデザイナー向けの時短術のエントリー。デザイナーにとって、制作作業の中でも神経も時間も使う入稿作業。私も普段のデザインを作ってるときはけっこうざっくりと作業を進めていますが、入稿のタイミングではかなり慎重に作業します。

インハウスのデザイナーになってからは 入稿のミスでクライアントに迷惑をかけるということはほぼなくなりましたが、やはり入稿作業は不安が常に付きまとうもの。今回の記事ではそんな入稿作業のデータチェックを自動で行ってくれる心強いアプリケーションDTP File Checkerを紹介します。

DTPFileChecker

入稿データのチェックは、チェック項目が多く多岐にわたります。Photoshopで画像のカラーモードや解像度のチェックをし、イラストレーターで、フォントのアウトライン化、スウォッチは必要な特色以外は消えているか?孤立点は残っていないか?ラスタライズの設定…など、かなり細かな手順が必要です。


今回紹介するDTP File Checkerは、このような作成した入稿データに対するデータチェックを自動でできる便利なもの。使い方も簡単で、時短効果抜群です。

オススメのターゲットユーザー

ターゲット

このDTP File Checker基本的にはDTPやグラフィックのデザイナー全般におススメしていますが、特に

・フリーランスや1人の部署など、自分だけで作業しているデザイナー
・普段のデザインデータ作りに自信がないデザイナー

に特にオススメです。

1人で作業をしているデザイナーさんの場合、デザイン制作から入稿まで全て一人で行っていると思います。すると徐々にそのデータを扱うことに惰性や慣れが生じていきます。この惰性や慣れがミスを生む大きな原因になるのです。

そういった惰性や慣れを排除し、機械的にデータとしての不備を洗い出してくれます。これは1人でやってるデザイナーにとっては大変ありがたいアプリですね。

このように正確性が高いアプリなので、普段のデザインデータ作りに自信がない初心者デザイナーの仮データチェックにもお勧めです。新人のデザイナーであれば、入稿前には先輩のデータチェックがあるかと思いますが、その前にこのアプリを稼働させデータがきれいになっているか確認してみるのをオススメします。

さらにこのような正確性とともに注目すべきは時短効果。使ってみるとわかりますが、このアプリは合間の時間に入稿データのチェックをすることができるので、ちょっとした休憩の合間やトイレの時間など、空いてる時間にサッとアプリを動かしてデータチェックをできます。

DTP File Checkerの使い方

corecara

それでは、具体的にアプリを使っていきましょう。このアプリの使用は、とても簡単。まずはこちらからダウンロードします。

このサイトcorecaraでは、主にグラフィックやWebの制作を補助するためのフリーウェアを配布しています。今回紹介するDTP File Checker以外にも、まだまだとても便利なアプリケーションを配布しています。グラフィックのデザイナーはぜひチェックを!

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さて、アプリを起動させるとこのような画面が出てきます。

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ここでチェックしたいaiデータを選択すれば、自動でデータをチェックしてくれます。

データチェックには若干の時間がかかります。その際はパソコンを動かさないほうがいいので、パソコンを離れてコーヒーでも入れてひと休憩するのがいいのではないかと思います。

(休憩中)・・・

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さてデータチェック後はデスクトップにこのようなhtmlデータが生成されます。

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開くとこのようなページが表示され、チェック後のデータが表示されます。

チェック項目は下記の通り。

【illustrator検査項目】

・カラーモード
・ラスタライズ効果の解像度
・特色の使用
・オーバープリントの有無
・配置ファイルのリンク切れ
・同名の別配置ファイル(同じ名前の別ファイルが配置されていないか)
・隠されたレイヤー
・隠されたアイテム
・テキストのオーバーフロー(文字がはみ出ているテキストフレームがないか)

【photoshop検査項目】

・カラーモード
・カラー階調
・解像度(初期値300~400dpiの指定解像度の範囲内に収まっているか)
・埋め込みかラープロファイル 

さらに共通の検査項目として

・ファイル名称(半角英数と_〔アンダースコア〕、-〈ハイフン〉を使っていて.〈ドット〉がついた拡張子を使っているか)

・フォルダ階層(配置ファイルが適切な階層に置いてあるか)

・相対ファイルパス長(ファイルパスが指定文字数〈初期値:244〉以内か)

がチェックされます。

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何かしらの不備や、再確認が必要なデータは赤字になっているので、そこをチェックすればOK(上記のデータは画像の解像度を150dpiに下げているため赤色になっています)。ちなみに画像などの表組データはファイル名をクリックすれば、finderで該当のデータを開くことができます。

このチェック内容については、環境設定で変更が可能。例えば解像度の設定を300~400 dpiではなく、150dpiに設定するなど、案件に合わせて細かくカスタマイズできます。慣れてきたらこういったところも変更してみるとより使い勝手が良くなるでしょう。とはいえ、一般的なデータチェックなら初期設定のままで問題なく使えるのではないかと思います。

まとめ

今回は、デザイナーの入稿データチェックにオススメなアプリケーション「DTP File Checker」の紹介でした。これだけ高機能ですが無料で使うことができるというのはほんとにありがたいですね。

面倒なチェックを自動でできるので、仕事の時短になること間違いなし。ダウンロードも無料なのでぜひ試してみてくださいね。では、今回はこのへんで。