パラパラめくってフォントの勉強「フォントマッチングブック」がオススメ!

パラパラめくってフォントの勉強「フォントマッチングブック」がオススメ!
新人デザイナー
フォントの組み合わせにいつも悩むのですが、フォント選びをプラスにできる何かよい方法ありませんか?

今回のエントリーではこんな悩みを解決していきます。

 本記事の内容

・「フォントマッチングブック」でフォントの組み合わせ


今回はデザインの重要な構成要素「フォント(文字)」を決定するときや、実際に決定する力を伸ばすために役立つ本「フォントマッチングブック」を紹介します 。

デザインの仕事を始めた頃はフォントってどう選んでいいのか、どんなものがあるのかがわからず実際の現場の中で先輩に直されながら覚えていきます。

いろんな広告やパンフレットで使われているフォントを参考にしたり、デザインの書籍で紹介されるフォントを参考にしたり。

私も、いろんな情報を頭に入れながらイラストレーターでフォントを変えてああでもないこうでもないと頭を悩ませ、先輩にチェックしてもらったところ、書体選び丸ごと全直しを食らうということを何度も経験しました。

そんな書体選びのセンスは身につけるまでなかなか大変なのですが、そのように書体がうまく扱えない苦しい時期にこんな本があったらいいなというような本の紹介になります。

それがこのフォントマッチングブック。

フォントマッチングブック

フォントマッチングブックはデザインの書籍ではお馴染みのPIEBOOKSからでているフォント本です。デザイナーや編集者など文字に関わる仕事をしている人、特にその中でも仕事を始めたばかりのデザイナーには本当に役立つアイテムになるのではないかと思います。

まずは下記に使い方の動画をまとめました。

使い方は簡単

フォントマッチングブックはフォント別に「見出し」「リード」「本文・キャプション」の3つのパートに分かれて切り込みが入っていてそれをめくり組み替えながら組版をチェックする見本帳です。帽子、上着、ズボンの3種類に分かれた着せ替えの本みたいなイメージですね。

それぞれのサイズは「見出し」(大)と「リード」(中)、「本文・キャプション」(小)と役割に合わせたサイズ感になっているので、パラパラとめくって組み合わせを変えることで実際にどのように組まれるのかを見て確認することができるという優れもの。

例えば見出しはA1明朝、リードは見出しゴシック、本文は中ゴシックBBBの組み合わせをしたらどんな風に見えるかというのをめくって確認できるってことですね。

フォントを選ぶ力を伸ばそうとするのであれば、こんな風に実際にパラパラと組み合わせを印刷された状態で見るのはとても大切です。

特に経験が浅い頃はこの印刷された状態で見るという経験がとても重要!(若手の頃、よく先輩に出力して紙に確認して確認しなさいと注意されていました。)

画面上で見ているのと実際にプリントしたものを見るのは受ける印象がかなり違います。その違いをきちんと把握(実感)しておくためにも出力して、プリントした状態で見てどのように感じるかという経験をたくさん積む必要があります。

その点でこのフォントマッチングブックは実際の印刷を手で見て取れるのでとてもポイントが高い!

ちなみにこの本で紹介している書体はモリサワやフォントワークス、タイプバンクなど現場のデザイナーが使うフォントがしっかりとラインナップされています。左右のページで縦組み、横組みの両方に対応しているのもありがたいですね。

まとめ

今回フォント選びの勉強のお供にオススメなフォントマッチングブックのご紹介でした。僕がオススメしているフォントの勉強のスタートにぴったりに書籍「タイポグラフィの基本ルール」と合わせて学習するとより効果的なのではないかと思います。

実際の組版を想像しながらパラパラめくるもよし、意外な組み合わせを発見するも良しの便利な一冊です。実際に印刷された見本を目で見て、印刷物としての文字感覚を身につけるのはとても学習効果が高いと思います。ぜひ書店などで手にとってみてくださいね。

それでは、本日はこのへんで。

今回使用した画像はホームページから引用した使用イメージを掲載させていただきました。
(参考:http://pie.co.jp/search/detail.php?ID=4864