簡易デジタル検版で校正を正確、スピーディに!

簡易デジタル検版で校正を正確、スピーディに!

今回はデザインの修正作業の校正がとてもはかどるcorecaraさんのスクリプト「簡易デジタル検版」を紹介します。私は普段個人のデザイナーとしても活動してるのですが、個人でやるときは完全にひとりでの仕事になるので校正などをしっかりとすることが求められます。

https://corecara.biz/#!PSScript02

制作会社のころは担当営業がついて案件を一緒に進めていたので、自分が制作したものに関して担当営業も校正をし、ダブルチェック出来るような体勢で仕事をしていました。現在の個人のデザイン仕事では制作会社であれば2人でチェックできていたものを1人でチェックしなければなりません。

そこで私が校正のサポートに使っている便利なサービスれが「簡易デジタル検版」。2つのデータの差分を強調して表示することができるスクリプトです。今回もスクリプトをご紹介させていただくのはこれまでいくつか紹介してきたcorecaraというサイトでダウンロードできるスクリプトです。

簡易デジタル検版の使い方

簡易デジタル検版は、これまでにご紹介してきたイラストレーターのスクリプトと違いPhotoshopのスクリプト。Photoshopスクリプトですが、使い方はイラストレーターのスクリプトと同じです。

Photoshopのスクリプトを選択、今回今回使用する簡易デジタル検版を選択します。

Photoshopのスクリプトもillustratorのスクリプトと同様に「Presets」フォルダの「script」フォルダにスクリプトを格納してPhotoshopのファイルメニュー → スクリプトに表示させて使用するか、またはファイルメニュー → 参照で使用するスクリプトを選択して使用します。

ウィンドウが開くので、比較する2つのファイルを選択します。
(簡易デジタル間版で対応しているデータはPDF互換イラストレーターファイル、JPEG)

・この2つのデータは修正前後のデータを同じ形式で揃えます(例えば修正前のデータがJPEGであれば修正後のデータもJPEG、修正前のデータがaiであれば修正後のデータもai)

・判定精度は「精密」「1px滑らかに」「2px滑らかに」から選択します。「精密」は1pxのズレも検知します。微細なズレは許可する場合は精密以外を選びます。

・PDF変換解像度はPDFを変換する際の解像度を選びます。

すべてを決定したらスクリプトを実行します。実行中は他の操作はできません。自動で前後のデータの差分を計測し、計測した結果差分のデータは赤字にて新規レイヤーにてマーキング表記されます。

以上で「簡易デジタル検版」が完了です。

実際に簡易デジタル検版を使ってみた

続いて実際に簡易デジタル検版を使用してみます。

こちらに【001】と【002】の2つのデータを用意しました。

【001】

【002】

違いのある箇所は下記のテキスト、写真、QRコードになります。

❶本を読んでいる写真のトリミング
❷文章の単語を1つ削除
❸アルファベット中央の「o」を「a」に変更
❹QRコードを変更

この2つのデータの違いが簡易デジタル検版で抽出できるか実験します。

こちらが結果。

全ての変更した箇所の差分をしっかりと検知しました。

差分がある場合には下記のようにレイヤーに「差分あり」と表示されます。

簡易デジタル検版の使い所

簡易デジタル検版の主な使いどころとしては、

・「修正前後のミスがないか、正確に修正をできているか」

・「修正指示があった箇所のみ修正をしているか」

特に入稿前のデータチェックなどに重宝します。

まとめ

今回はスクリプト「簡易デジタル検版」についてのご紹介でした。

こちらのスクリプト、ページもののデータにも対応します。校正のお供にとても便利なスクリプトなのでぜひお試しください。こちらも無料です。

それでは今回はこのへんで。