Dマガジンの誌面データを自動で画像保存する方法【個人用途限定】

Dマガジンの誌面データを自動で画像保存する方法

今回は定額で雑誌を読み放題のdマガジンを使って誌面のデータを保存する方法を紹介します。この方法は、dマガジン独自の雑誌の情報をダウンロードする方法とは違いmacで表示したdマガジンの画像を自動でキャプチャして画像として保存するという方法になります。

この操作ではシェルスクリプトというスクリプトを使いますが、基本的にはコピぺで用が済むのでご安心ください。

今回dマガジンがどのようなサービスかというところに関しては一切触れずに、自動での保存方法を紹介していきます。もしdマガジンに関してを知りたい場合はこちらのページをご覧ください。

B級のデザイナー
ひとことでいうと定額で雑誌が読み放題となるありがたい雑誌のサブスクリプションサービスです。

dマガジンの誌面データ保存の作業イメージ

まず、全体の作業イメージですが、Safariで開いたdマガジンの雑誌ページをAutomatorを使用して1ページずつめくりながら自動でキャプチャーをしていきます。

手動での調整が若干必要になりますが、基本的には全ページが自動でキャプチャーされます。その後雑誌の余白部分をPhotoshopでトリミングして保存します。

dマガジンキャプチャの具体的なステップ

Automatorでの作業

まずは仕上がりのAutomatorの内容を見てみます。下記のように設定をしていきます。

❶ Automatorで新規書類 → ワークフローを選択

❷ 「シェルスクリプトを実行」を選択し右側のスペースにドラッグ

下記のように「シェル」の項目を「 /bin/bash 」、入力の引き渡し方法を「 引数として 」を選び

下のBOXにスクリプトをコピペします。■■■■■の部分にはユーザ名が入るので自分のユーザー名を確認して入力します。このシェルスクリプトは現在の画面を全画面でキャプチャし、デスクトップのscreen+日付のフォルダに保存(フォルダがなければ作成)となっています。

saveDir=/Users/■■■■■■■■■■■/Desktop/screen”$(date “+%Y%m%d”)”

# saveDirが存在するかチェック
if [ -e $saveDir ]; then
echo $saveDir >> ~/Desktop/log.txt
else
echo “$saveDir NOT found.” >> ~/Desktop/log.txt
mkdir $saveDir #saveDir作成
fi

screencapture -t jpg $saveDir/$(date “+%Y%m%d_%s”).jpg

❸ Safariでdマガジンのキャプチャーしたい雑誌を開く(今回は雑誌BRUTUS)

❹ Automatorウインドウの上にある「記録」をクリック

これは画面上での動きを記録する操作。記録中に動かした動きが保存されるので、記録している間にSafarid開いているdマガジンをめくるように設定します。

❺ Safariウィンドウをクリックしアクティブ(最前面)に。その状態でページの左側をクリック。ページがめくられます。

❻ ぺーじめくりを記録できたら「記録を中止」する

❼ 操作を記録、の中のページめくりの動き以外を選択してdeleteキーで削除。

ここまでのAutomatorで、ページをキャプチャする→ページをめくるという動きができました。

❽ ここまでの動きをループさせるので、Automatorのメニューの中から「ループ」を選択しドラッグ&ドロップ


ループのウインドウでは下記のように設定をします。ループ回数は雑誌のページ数を考えてひとまず100と設定。

以上でAutomatorの設定が完了です。

このAutomatorを稼働させると表示している画面を全画面撮影 → dマガジンの開いている雑誌のページを次のページにめくる、という動きを100回ループするようになります。

Photoshopでの作業

仕上がりの画像は下記のようになっているので、雑誌の誌面以外の部分をPhotoshopで開いてカット。(トリミング)

以上で、トリミングも完了。下記のように雑誌の見開きのデータになります。

このトリミングまでの動きももアクションに登録して一気に作業できるので、あっという間にトリミングも終わります。

注意点

❻から❽までのページめくりを記録する部分ですが、操作の録画部分については微妙な誤差によってうまく稼働しなかったり、またキャプチャーがうまく取れないようなケースがあります。その都度結果は変わってくることがあるので、うまくいかない場合は何回か記録をしてみてください。

はじめは少し難しいかもしれませんが、何度かトライしていくうちにベストなタイミングでキャプチャをできるようになると思います。

注意点その2(追記)

この方法が動作確認できているのはMacOS10.14(Movave)までになります。MacOS10.15(Catalina)搭載のMac book Airではうまくキャプチャできませんでした。他のバージョンは確認できていないので利用できない可能性もあるのでご容赦ください。

まとめ

今回はAutomatorとPhotoshopを使ってdマガジンの紙面を自動で保存する方法を紹介しました。この方法を使ってdマガジンのページをJPEGデータとして保存することができるようになると、雑誌の全ページを並べてページ割を作成してみたり、気になったページやデザインの参考になるページを保存して参考デザインとしてまとめるといったこともできます。

また、これは個人的な利用に限りますが、pinterestのシークレットボードにアップして自分のお好みの参考デザインボードとして保管し、仕事の参考にすることもできますね。

ちなみにdマガジンは月額400円(税抜き)なので一日10円ちょっと。これでデザイン学習の参考データになると思えば安いもの。興味が湧いた方はぜひ無料お試しをしてみてください。

それでは、今回はこのへんで。

ABOUTこの記事をかいた人

現場のグラフィックデザイナーに有用なリアルな技術やスキルアップの方法などを発信しています。 デザイン制作会社に8年→現在は都内にある日用品メーカーのグラフィック系インハウスデザイナーとして7年(総デザイナー歴15年)。そのかたわらフリーでデザインをしています。ラクにできるところはラクに!という時短デザインを推奨しています