Adobe Captureを使って気になる色をスマホで収集!

さて、今回は以前の記事でAdobe Colorを使ったカラーのサンプリング方法を紹介しましたが、今度はスマートフォンをカラーサンプラーとして使うアプリをご紹介します。

色彩感覚を素早く身につける。便利なツールを使って配色センスを磨く方法

2021.05.12

それが、Adobe Caputure。

外出先で「あ、コレいいな!」って思った配色があればその写真を撮っておくとスマホ上で色をサンプリングしてイラストレーターやフォトショップなどで使えるAdobe Color テーマとして書き出すことができます。いいなと思ったスウォッチをその場で作ってイラストレーターやフォトショップに送っておくような感じですね。

以前の記事でAdobe Colorでテーマとして書き出したときと、同じような感じの操作をスマートフォンでより直感的に行えるというイメージです。

これを使って例えばショッピング中のショーウィンドウだったり、雑貨屋のカラーバリエーション、スイーツのディスプレイ、カラフルな建築、綺麗な雑貨の色合いなど、出先でいいなと思う色をサンプリングすることができます。

このサンプリングした色をアプリに取り入れてデザインのカラーリングに生かしていきましょう。それでは、まずこのアプリ「Adobe Caputure」について紹介していきます。

スマホで素材を収集できるAdobe Capture

今回サンプリングに使用するアプリはAdobe Capture。このアプリはadobeのソフトと連携することができ、色だけでなくシェイプやパターン、ブラシなども撮影した素材から抽出して作成することができます。手描きのイラストをシェイプ化するのにも使えたりするアプリですが、カラーのサンプリングにも力を発揮します。


このアプリがあれば出先でサンプリングしたカラーをクラウドで呼び出し、IllustratorやPhotoshopなどのadobeのアプリでデザインの素材として使うことができます。

ちなみに先ほどふれたシェイプやパターン、ブラシなどの色以外の要素もストックして使うことができますが、今回は色に注目した内容として記事を用意しました。

使用方法

まず時間がある方は、下記の動画の25秒以降あたりからを見てみてください。こんなふうに出先の気になる画像からカラーを抽出することができます。

さて、早速使いながら覚えていきましょう。

1. まずはアプリをダウンロードします。

今回は前回のAdobe Colorの記事と同様に、Adobe Creative Cloudを使用している人を想定しているので、Adobe のアカウントは所持している前提で考えています。Adobeのアカウントにログインします。

2. 続いてAdobe Captureを起動します。

「カラー」メニュータブをタップ。カメラを色を抽出したい対象に向けると、画面に合わせて色が抽出されるインタラクティブなカラーサークルが表示されます。

3. 抽出する色を選ぶ

表示されたカラーサークルは上記のように画面の中から自動で色をピックアップしていきます。画面をちょっと動かしたりすると抽出する色が変わるので、その画面でカラーの抽出したい色にサークルが止まったタイミングで画面をタップすることでカラーサークルを固定できます。

固定したのちにそれぞれのカラーサークルを動かして抽出する色を調整することも可能です。抽出する5つの色が決まったら「キャプチャボタン」をタップし色を抽出します。

4. 抽出した色を調整

下記の画面のように色が抽出されました。この画面からピックアップする色を調整できます。今回は、スウォッチタグを選択します。ここからも色を調整できます。

RGB、CMYK、LAB、HSBなどのカラーモードから色を選ぶことができます。必要なカラーモードを選択。

5. 抽出して調整した色を保存

色が決まったら右上の「保存」をタップ。

テーマの名前をつけます。「保存先」に以前の記事で作成した「PickUpColor」というライブラリが用意されているので、そこに保存するか、マイライブラリなどを選んで保存します。

公開先で設定をすると、Adobe Colorのライブラリにも作成したカラーテーマが格納されます。

これでイラストレーターでもこのカラーテーマを使うことができます。アクセスして作成したカラーテーマを活用しましょう。

6. イラストレーターで作成したカラーテーマを呼び出す

実際に同期されたカラーテーマをIllustratorで開きます。Adobe Colorテーマタブにcapture0523ができているのでこちらを展開しました。正方形を作って色を当て込んでみました。スウォッチを使うのと同じ感覚ですね。

以上がAdobe Captureを使ったスマホでのカラーテーマの登録でした。

今回は撮影をした写真をもとにキャプチャーをする方法でしたが、スマートフォン内の画像からカラーテーマを抽出することもできます。

その際は下記のように撮影するときの画面で、右下の写真アイコンをタップします。

まとめ

今回はスマホでAdobe Captureを使ってカラーテーマの抽出する方法をご紹介しました。Adobe Capture はこれ以外にも手描きのイラストや文字を読み込むのに、便利だったりするのですが、それはまた別の機会にご紹介いたします。

それでは、今回はこのへんで。

ABOUTこの記事をかいた人

現場のグラフィックデザイナーに有用なリアルな技術やスキルアップの方法などを発信しています。 デザイン制作会社に8年→現在は都内にある日用品メーカーのグラフィック系インハウスデザイナーとして7年(総デザイナー歴15年)。そのかたわらフリーでデザインをしています。ラクにできるところはラクに!という時短デザインを推奨しています