デザイナーのポートフォリオの目的別の作り分けとその違い

新人デザイナー
ポートフォリオを作成したいのですが、目的別の作り分け、その違いを知りたいです

今回のエントリーではこのようなポートフォリオの目的別の作り分け、その違いについて紹介をしていきます。

 本記事の内容

・ポートフォリオの目的別の違い(就転職と副業用)
・目的別のポートフォリオの作成方法


こういった悩み・疑問に

現在デザイナー歴15年、前職のデザイン制作会社でも採用面接などに関わったことがあり、現在のメーカーのインハウスデザイナーをしても新卒採用に関わったことがある中堅デザイナーである私がお答えをしていきます。


「あなたの、ポートフォリオ見せてください」

このように言われた経験はありますか?就活、転職、友達からの仕事の紹介など、デザイナーをしていると、いろんな場面でポートフォリオは必要になります。

ポートフォリオはデザイナーとしての自分の力量を表す大切なツールです。

以前にもこちらの記事で、デザイナーにとってのポートフォリオの大切さを説明しましたが、

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若手デザイナー必見!ポートフォリオを早々に作るべき3つの理由!

2020.06.01

「就職」や「転職」がなくとも、デザイナーはポートフォリオは作っておくべきです。

「今忙しいからポートフォリオは無理」

といったような声を聞くこともありますが、忙しいときこそ自分のスキルがついているのかをしっかりと振り返ることが大切です。

これまでに作ったことがないデザイナーは、ぜひ一度ポートフォリオを作ってみることをオススメします。

目的別で変わる、ポートフォリオの作り方

ポートフォリオの作り方は、どのような目的で作るのかで大きく変わります。

たとえば、就職活動や転職活動と副業で仕事を取りに行くときに見せるポートフォリオでは見せ方がかなり変わってきます。

シンプルに言うと

何を伝えたいのか?

ということが重要になってきます。

具体的にどういうことかというと見ていきましょう。

就職・転職活動用のポートフォリオ

技術とともに「人となり」を伝える

採用を目的としているので実績(作品)とともに、その人の「人となり」も重視して見られています。どちらかというと新卒採用の方がよりその傾向は強いかと感じています。

その理由としては、

技術は追って身についてくるので、より性格が会社に合う人材が好ましいため

であると私は考えています。

デザインスキルは経験とともに伸びていきますが、性格が会社の人や社風に合うかどうかというのはなかなか修正しにくいものです。採用してみたら腕はピカイチだったけど会社に合わなかった、、、というのは悲惨ですからね。

そのため、作品だけでなく、自己紹介などのコンテンツやどういうデザインが好きかというところも採用をする際にはよく見ていました。

ちなみにこの傾向は【就職活動】だけでなく【転職活動】でもありました。若手が欲しい場合、そこまでの技術を求めないケースもありました。

【転職活動】の具体的な事例

前職のデザイン制作会社の採用では、27歳前後くらい、デザイナー歴が3〜5年くらいのデザイナーを、長期的に在籍して欲しいので採用の第一希望の世代として考えていました。その際にも、技術よりも人間力やバランス、将来性や社内に調和できるかというような、どういう人物かという点が重視されていました。

【就職活動】の具体的な事例

私が実際にメインとして行った新卒採用では、デザインスキルの高い学生を求めていませんでした。というのも、自分たちの部署の仕事がデザインの仕事にプラスして、資料作成づくりや提案書つくり、またデザイン以外にも幅広い業務があるインハウスデザイナーだったため、デザインの専門性の高い分野の仕事をしたい学生の場合、ミスマッチが起こってしまうことが考えられたためでした。

このように、技術を重視しないケースの採用では、「人物像やひととなり」「デザインや仕事に対する考え方」が重視されます。

続いて副業用のポートフォリオを見ていきましょう。

副業用のポートフォリオ

自分のデザインスキルをフルに見せるポートフォリオ

この副業用のポートフォリオでは

・自分ができるデザインのテイスト
・自分が作れるデザイン媒体
・得意な業種

など、自分がデザインでどのようなことができるか、というのを紹介するポートフォリオになります。そのため、シンプルに言えば「よりよく見える、カッコよく見えるデザイン」を追求できるポートフォリオになっています。

また、特に副業の仕事でクライアントに見せるポートフォリオでは名前のあるナショナルクライアントの仕事が効果的です。

※(ナショナルクライアントとは. 全国的な知名度やブランドを持つ大企業の俗称)

このようなナショナルクライアントの仕事はみんなが知っているので知名度もあり権威性もあるので、もし実績として持っているならポートフォリオに含めておくことをオススメします。

このように副業用のポートフォリオはスキルを中心に据えたポートフォリオでOKです!

まとめ

今回は、ポートフォリオの目的別の作り分けとその違いについてまとめました。

私は自分のポートフォリオを構成の入れ替えができるようにしていて、一つの仕事で両面のペライチでまとまるように作成しています。(複数の媒体のデザインを作った場合は別)

そのため、クライアントに合わせ、ポートフォリオのコンテンツはそのペラを入れ替えたり不要なものは外していけば作成できるようになっています。

幸いいまのところ、転職活動をする必要はないのですが、転職活動の際にはこのファイルに自分の自己紹介などを追加すればいいかなと考えています。

それでは、今回はこのへんで。