自動で便利!フォルダの中のファイル名を「フォルダ名+連番」にするスクリプト

自動で便利!フォルダの中のファイル名を「フォルダ名+連番」にするスクリプト
新人デザイナー
先輩、今日も聴きたいことがありまして。
先日、フォルダの名前を一括で置き換える方法を聞いたじゃないですか?
ねこひいきデザイン部
ああ、会社のアーカイブね。あれ、順調?
新人デザイナー
ええ、おかげさまで!そのアーカイブの件なんですけど。
ねこひいきデザイン部
(どうせまた面倒なことふっかけられたんだろ・・・)
新人デザイナー
あのアーカイブの中のが画像データなんですが、フォルダ内の画像ファイル名を、「フォルダ名_日付_連番」にしたいらしいんですよ。なんかIMG_4649とかそういう名前が嫌らしくて。
ねこひいきデザイン部
面倒くせえな。
新人デザイナー
いや、言ってるのは僕じゃないですよ。
上ですよ、上、上。お偉いさん。
ねこひいきデザイン部
上を強調するな、上を。
新人デザイナー
で、なんかいい方法ないかな〜って。
先輩、デザイナーのくせに自動化系わりと詳しいじゃないですか。
ねこひいきデザイン部
(くせに、は余計だな)フォルダ名はもう整えたんだろ?
新人デザイナー
ええ、先日教えてもらった方法で!
ねこひいきデザイン部
じゃあ、あとは希望のフォルダの中の画像に連番振ればいいのかな?そのフォルダは画像以外は入ってない?
新人デザイナー
そうです!フォルダは画像のみですね。
ねこひいきデザイン部
オッケ。じゃあ、この方法が使える。この記事を読んでみ。
新人デザイナー
ありがとうございます!

ということで、今回はファイルの管理に便利なスクリプトの紹介です。その内容はフォルダの中のファイル名を自動で「フォルダ名+連番」にするスクリプト。ファイル整理などでかなり活躍しますのでぜひチェックください。

文章だけだとなかなかイメージが湧きにくいのでこちらの図をご覧ください。

このように、フォルダの中のファイル名を、ファイル名+001,ファイル名+002…のように自動で簡単にリネームできるスクリプトです。

動画でも実際の画面を見てみましょう。スクリプトを稼働するだけであっという間にファイル名がリネームされます。

 
 

実際のスクリプトのつかいどころ

私はメーカーのインハウスデザイナーをしているのですが、メーカーには大量の商品があり、その数だけ大量の商品画像があります。なのですが、画像が管理部署ごとによる管理のため、画像名や管理体制がバラバラ、さらにそれぞれしかそのデータの所在を知らないという状態が長く続いていました。その結果、営業部隊などのお客様と直接関わる部署が希望の画像をなかなか見つけられないという状態に陥っていました。

そのような画像を検索しやすく見つけやすくするため命令が下り、画像を一度集約し、検索しやすい状態にすることになりました。そのためにはそれぞれの画像を適切なリネームを行う必要がありました。

このケースでは処理をする画像の量が7万から10万点と量が膨大すぎたため、手入力やコピペではすごく時間がかかるうえに、入力ミスなどが発生しやすく正確性に難がありました。

そんなときにこの悩みを解決する方法がスクリプトでした。今回紹介するスクリプトを使えば商品名ごとのフォルダの中に該当する画像を振り分けすることができればあとは自動でPCが処理をしてくれます。しかもパソコンでの処理になるので自動で正確です!

ここからは実際に作業で使用する内容を模擬ファイルを使って再現していましょう。

模擬ファイルでの再現

使用ファイルは下記のようなファイル構成になっています。

上記のような品番ごとのファイルに撮影した画像を振り分けています。

このように品番のフォルダの中に画像が収納されたファイル構成となっています。画像は_M2A0127.jpgというように撮影したときのままの画像の名前のデータで振り分けられています。

これらのファイルにスクリプトをかけることで処理を進めます。

ちなみにこの品番でのフォルダを作る際にはこちらで紹介しているmacでの指定の名前のフォルダの書き出しについての記事を参考にするとスムーズかと思います。こちらは改行で区切ったテキストファイルからフォルダを作成することができるという優れもののスクリプトです。

ノンプログラマーでもできる!テキストデータから大量のフォルダを生成できる簡単な方法をご紹介

ノンプログラマーでもコピーでOK!テキストデータから大量のフォルダを生成する方法

2020.11.04

 

スクリプトの設定方法

続いてスクリプトの設定を進めていきます。

今回のスクリプトはこちらのYAHOO!知恵袋で掲載されたスクリプトを使わせてもらっています。使用にあたってはコピペでできるので、スクリプト初心者のかたも安心して使えますね。

まずはMacのユーティリティのスクリプトエディタを開きます。

こちらが開いた状態。ここに上記のサイトからピックアップした下記のスクリプトを上のapple scriptのところへペーストします。

tell application “Finder” set rootFolder to choose folder set aList to every folder of rootFolder repeat with i from 1 to count of aList set tgtFolder to item i of aList set fName to name of tgtFolder as text set bList to every item of tgtFolder repeat with h from 1 to count of bList set orgExtension to name extension of item h of bList set newName to fName & “_00” & (h as text) & “.” & orgExtension set name of item h of bList to newName end repeat end repeat end tell

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11146484681

 

具体的な手順としては下記のように進めます。

スクリプトエディタの環境設定にて、メニューバーにスクリプトメニューを表示をチェック。これでMacの上部のバーにスクリプトのアイコンができたのが確認できます。

 

メニューバーに表示されたスクリプトのアイコンをクリックするとを下記のようにウィンドウが開かれます。ここではまだ先ほどのスクリプトがスクリプトフォルダに格納されていないのでこの段階では表示されていません。

次にスクリプトフォルダを開くをクリックし、ユーザー・スクリプト・フォルダを開くをクリック。

開いたフォルダの中に先ほどデスクトップにFolderRenameのスクリプトをドラッグアンドドロップすればOK!

 

以上でスクリプトの登録は完了。バーのスクリプトの一番下の部分に新たにFolderRenameのスクリプトが追加されており、こちらをクリックするとスクリプトが使用できるようになります。実際に稼働した様子は冒頭の画像のようになります。

 

まとめ

以上がファイル名をフォルダの名前+連番にするスクリプトでした。標準のアプリのみを使用してつくることができるのでMacユーザーならデザイナー以外の方も使うことができます。ぜひお試しください。

このようなフォルダ管理は、デザインワークの時短にとても貢献できる項目。これらのテクニックはキャリアの早い段階で覚えておくと、その後の仕事人生で少しずつ時短が積み重ねられ結果的に大きな時間の有効活用につながります。

ぜひ覚えて使いこなしていきましょう。それでは。

ABOUTこの記事をかいた人

現場のグラフィックデザイナーに有用なリアルな技術やスキルアップの方法などを発信しています。 デザイン制作会社に8年→現在は都内にある日用品メーカーのグラフィック系インハウスデザイナーとして7年(総デザイナー歴15年)。そのかたわらフリーでデザインをしています。ラクにできるところはラクに!という時短デザインを推奨しています